今日はこんな疑問に答えていきます。
- 子育てが辛い原因を整理
- 子育てが辛いときの考え方
- 子供にも自分にも優しく
子育てが辛いと感じているママ(パパ)に対して、心の整理の方法をご紹介します。整理した後は考え方を少し変えるだけで辛くなること自体を減らすことができます。
この記事により子育てをしているママ、パパの気持ちが少しでも楽になり笑顔が増えれば幸いです。
Contents
子育てが辛い原因を整理
日々、子育ての中で辛いと感じることってありますよね。
そう感じた時に自身の心を見つめ直すだけで心が整理されて少し楽になります。
楽になると自身のみならず子供の精神も安定し、家族みんなが笑顔で過ごようになります。
そんな内容を本記事ではご紹介します。
自身の育った環境を振り返る
まず、ママ(パパ)自身が育った環境を振り返ってみます。
子育てを行う中で何をお手本にしているか考えてみると大抵のママ(パパ)自身が育った環境をベースにしています。
つまりママ(パパ)のご両親の子育て方法ですが、それが全てではありませんし、中にはその環境を良く思わない人もいます。
そもそも子育てに正解というものはなく、時代や人によって、また国や地域によって考え方もバラバラです。ママ(パパ)自身が育った環境が良いか悪いかということは考えず、まずは振り返ってみてママ(パパ)が育った環境を思い出しましょう。
そして、ママ(パパ)がご両親の子育て方法でお手本にしている部分を理解します。
子育ての何が辛いと感じる?
次に、子育てを辛いと感じているママ(パパ)は、その中で何が辛いと感じていますか?
辛さの原因を見つけることで解決しやすくなります。
例えば、仕事との両立で忙しい、子供が言うことを聞いてくれない、パートナーが話を聞いてくれず辛さをわかってくれない、姑が口出ししてくる、等々。その他にも考えられる原因があると思います。
それらを細かく紙に書き出して、一つずつ解決した時のことを出来るだけリアルに想像してみましょう。
その中で優先順位をつけていきます。
あれやこれや全てを解決したい気持ちは分かりますが、まずは高優先度の原因は多くても2つまでにしぼってください。
もし解決したら最も心が楽になりそうな原因2つまでを高優先度として選びます。
そして、その優先度の高い原因のみに集中して解決を目指します。
今回しぼった2つ"以外"の辛さの原因は大抵の場合、優先度の高い原因を解決すると消えてしまうことが多いため、高優先度の原因のみに集中しましょう。
話をできる人がいる?
気持ちを整理する上で有効な手段として、人に話すということがあります。
特に女性に多い傾向にありますが、自身の悩みや辛いことを人に話し聞いてもらうことでスッキリする。
また話をしていく中で自身の中に答えがあることに気がづいていくことがあります。
このように話を聞いてもらえる人がいますか?パートナー、友人、同僚等が考えられますが、カウンセラーという話を聞くプロに相談してみることも有効な手段の一つです。
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子育てが辛いときの考え方
子育てが辛いと感じることはよくあることですし、決して悪いことではありません。
辛いと感じたら一度立ち止まって楽になれるような改善方法を考えればいいだけです。
また、考え方を少し変えてみるだけで辛さがグッと減ることもあります。そんなヒントをご紹介します。
子供の存在に感謝する
ある親の会での話、親同士が子供の悩みを話していました。子供がゲームばかしりしている、言うことを聞かない、運動神経が悪い、等々多くの悩みをみなさん口にしていました。
そんな中、ある女性が話をさせて欲しいと話をはじめました。
その女性は数ヶ月前に小さな娘を小児ガンで亡くしたといいます。
亡くなるまでの最後の日々の中で、眠っている娘のもとで母親は娘の口元に手をかざし息をしていることを感じて、「今日もまだこの子がこうして生きていてくれる。あぁよかった。」と思いながら毎日を過ごしていました。
しかし、ある日女の子は亡くなってしまいました。
あの子が生きてくれてさえいればいい、あの子の温もりさえ感じられればそれでいい。ただ今はそれさえかなわない。
多少子供が言うことを聞かなかったり、ゲームばかりしているからといって悩む必要がありますか?
子供は元気に生きていてくれさえすればいくらでもやり直しはききます。
これから先どうにでもなります。
命とは存在そのものが尊いもので、子供が存在してくれているだけで感謝すべきことなのです。
人と比べない
人と比べることに意味はありません。
10人いたら10人のやり方があり、子育てに正解というものはありません。
ママ(パパ)が一生懸命考え苦労しながら子育てをしていることで十分なのです。
他の子や、他のママ(パパ)がどうしているとか比べる必要はありません。比べることを始めると、違いを埋めようとする競争原理が働き余計に辛くなりますのでやめましょう。
人と比べることは意味がありません。どうしても比べたいのであれば過去の自分と比較して現在の自分が成長できていることを感じる方法はおすすめです。
自分をかわいそうと思わない
もし自分をかわいそうと思っているのであればこれもやめましょう。この考えは他の人と自分を比べている時に起こりやすくなります。
例えば、あの人よりうちは収入が少ないので時間に余裕がない。あの子よりうちの子は成長が遅い。
自分をかわいそうと思っているママ(パパ)のもとで、子供の精神は安定しません。
世界一不幸なママ(パパ)になってもいいことは一つもありません。
自分をかわいそうと思うのはやめましょう。
子供にも自分にも優しく
そうは言っても辛いものは辛いですよね。
そう簡単にポジティブになれれば苦労はしないし、こんな記事は読んでいませんよね。
辛くてもいい
子育ての中で辛さを感じているのであれば、無理に辛さを押さえ込む必要は全くありません。
辛い自分を認めてあげましょう。
心理学の世界ではインナーチャイルドという言葉をよく使うのですが、自身の中にいる小さな頃の自分に優しくしてあげるイメージです。
自分の子供を可愛がるように、インナーチャイルドを大切に抱きしめて慰めてあげましょう。
インナーチャイルドの言葉をよく聞いて、わがままを聞いてあげましょう。
これが自分を大切にすること、自分に優しくすることになります。
辛くてもいいと認めてあげましょう。
してあげた事を見返そう
子育てを辛いと感じてしまう時、子供に対して今以上にやってあげたい部分に目が向いてしまいます。
頑張り屋さんのママ(パパ)はまだまだ子供のために出来ることがあると思っているんですね。
例えば、もっと一緒に遊んであげたい、もっとゆっくり話を聞いてあげたい、家事が忙しくゆっくり過ごす時間が持てていない。
でも、あなたはこれまで子供に対してたくさんの愛情を持ってたくさんのことをしてあげています。
それに勝るものはありません。これまでしてあげたことを見返して、あら私意外にいろんなことをやってるのね。ということを思い出しましょう。
あなたはとても頑張っている
子育てが辛いと感じることはありますが、あなたは結構頑張っています。
子供はその愛情を感じていることを理解してください。
そんなママ(パパ)は自分へのご褒美も必要です。
辛い子育てを少しでも楽にできるように、多少は現代の技術や便利なものにお金を使うことも選択肢の1つに入れてもいいと思います。
例えば、便利な家電、家事代行サービスを利用する、ファミリーサポートサービスを利用する、たまには子供を誰かに預けて自身のために時間を割いて美容室やマッサージに行きリフレッシュする。
どうして、もっと早く利用しなかったのだろうと思うことも出てくるでしょう。
ママ(パパ)の笑顔が増えると、子供の笑顔も増えます。
【頑張るママへおすすめ】辛い子育てを解決する3原則のまとめ
以上、【頑張るママへおすすめ】辛い子育てを解決する3原則についてまとめると、
- 何が辛いのか小分けにして整理し原因は2つまでにしぼり解決を目指す
- 子供の存在に感謝し、人と比べない
- 子供だけでなく自分にも優しくする
これらの考えを心の片隅に置いておき実践すれば、ママ(パパ)が子育てで辛いと感じても、気持ちが楽になります。
辛くてもいいんです。あなたは十分に頑張っています。たまには自分へのご褒美も忘れずに。
ママ(パパ)が笑顔でいることで子供の成長にとってもプラスになることでしょう。
そして最後に、子供も勿論そうですが、ママ(パパ)も完璧でなくていいんです。
本日は以上です。
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