今日はこんな疑問に答えていきます。
☑ 本記事の内容
- 子育ては楽しいもの?
- 過去よりも未来
- 子育てって楽しいね
Contents
子育ては楽しいもの?
日々忙しく子育てを行っているママ(パパ)にとって、子育てをもっと楽しくできたら、そしてそれが気の持ち方を少し変えるだけで楽しいものにできるとしたら実践しない手はありません。
本記事は、オーストリアの精神科医でもあったアルフレッド・アドラー博士の心理学をもとにした”勇気づけ”をベースにしています。
アドラー心理学では、親も子供も対等であるという考えが基本であり、ママ(パパ)が子育てを行うことも一方的に指導教育するというような関係ではありません。
子供を信頼して協力する。これは子供がまだ小さな幼児であっても同じです。
親の気持ち次第
いきなり精神論ですみません。子育てを楽しいものにできるかどうかはこの親の気持ち次第で全てが決まります。
逆にママ(パパ)が自身の気持ちに目を向けるだけで、いますぐ子育てを楽しいものにできてしまうのです。
それでは具体的にどのような気持ちで子育てをすべきかに進みましょう。
当たり前を捨てる
私達親にも子供の時代があり、私達の親に育てられる事でここまで成長することができています。
ある程度しつけに厳しい環境で育てられたかもしれません。人に迷惑をかけてはいけない、時間を守らなければいけない、勉強を頑張らなければいけない、これらのことを当たり前と思っています。
しかし、これらは私達の価値観の中で当たり前なだけであり、心のまっさらな子供や国や文化の違う場所ではこの価値観は当たり前ではないということを理解してください。
例えば、子供とボールで遊ぶことを考えます。大抵の大人はボールでサッカー、キャッチボール等ボールでできるスポーツを考える事と思います。ボールは投げたり、蹴ったりして行うスポーツで使う事が当たり前と思っています。
しかし、実際ボールで遊ぶ方法は他にいくらでもあります。
ある子供はボールを頭の上まで上げてキャッキャと笑う。ある子供はボールを持って踊り出す。ある子供はボールにシールを貼り始める。
子育てを楽しいものにしたい時は、少なからず自身の中の当たり前を一度捨ててみる方が子供と一緒に楽しい時間を過ごすことができます。
子育てではなく協力
子育てを楽しいと感じる時は子供を育てているときではなく協力している時です。
例えば、子供と一緒に協力して成長を感じたり、一緒に楽しく遊んでいる時や、一緒にぐっすり眠っている時です。
そして実はママ(パパ)が子供にしてあげられることは非常に少なく限られています。
いくらこうして欲しいと思っても、子供自身が自ら行動しなければそれは一時的な親の押し付けにしかなりません。
子供を育てるという感覚ではなく、子供の成長に協力するという感覚を忘れないようにしましょう。
過去よりも未来
ママ(パパ)にとって、子供はとても可愛いものです。
子供に対してできるだけのことをしてあげたい気持ちはよくわかりますし、その気持ちは素晴らしいと思います。
しかし皮肉にもママ(パパ)がそう思う気持ちが強ければ強いほど、子供は窮屈さを感じてしまいます。
人間は不完全なもの
子供に苦労をさせたくないから、子供に出来るたけの教育を受けさせてあげたい。他の子に負けてほしくない。でも残念ながらそれらのほとんどは親のエゴです。
子供を幸せにしてあげたいのてはなく、親が安心したいだけなのです。
あなたは完璧ですか?子供のときにそんなに親のいうことを聞いて頑張っていましたか?そして親の言う通りにすれば幸せでしたか?
ママ(パパ)が失敗する場面を見せることで、子供は失敗しても大丈夫だということを学び失敗を怖れなくなります。
人間は不完全なものであることを教えてあげてください。
もしあなたが完璧でなければいけないと思っているのであれば、どんどん失敗してください。
失敗が大したことではないことを思い知るでしょう。
そして、気持ちも楽になっていくでしょう。
あなたの人生はあなたのものです。親のものではありません。
子供の人生は子供のものです。あなたのものではありません。
できない理由は不要
子供ができないことがあったときに、できない理由を考える必要はありません。
それはまだ小さすぎるからかもしれませんし、時間が必要なだけかもしれません。
出来なくてもいいのかもしれません。
どうすればできるか
できない理由を考えるよりも、どうすればできるかだけを一緒に考えてあげることで子供は前を向きます。
そして、あれやこれや思考錯誤し続けていくと、ある時成功します。
その瞬間を一緒に喜ぶ。
すると子供は自信を付けて、また次のステップに進む勇気を持つことができます。
子育てって楽しいね
あなたが心の底から子育てって楽しいね!と思うことができれば子供にとってもママ(パパ)との時間は最高に楽しいものになるでしょう。
子育ての時間は短い
子育ての時間はあっという間です。
子育てをする生活は忙しいかもしれませんが、子供の成長を近くて見ていられることはとても幸せなことです。貴重な体験です。
その時間は戻ってはきません。子供との時間を大切にしましょう。
他と比較しない
大人でも他の人と自分を比較して、自分の方が劣っていると感じると落胆します。
仮にそれを努力により克服できたとしても、また次の比較対象が出てくるだけで、この競争心理は終わることがありません。
それと同様に子供だって他の子と比較されて自分が劣ることを思い知らされても楽しくありません。
しかし過去の自分と比較してできるようになるとどうでしょう?
素直に成長を感じることができ、楽しい気持ちになります。
他と比較はせずに、過去の自分と比較しましょう。
今を生きる
子育てをしていて、ママ(パパ)はよくわかると思いますが、子供は今を生きていて楽しそうにしています。
過去のことや明日のことは何も気にしておらず、今この瞬間に全力を注いで楽しんでいます。
これは大人であっても同じ事が言えます。
楽しそうにしている、何かに熱中していて輝いている人は大抵今この瞬間を生きています。
日々の子育ては、やるべき家事もたくさんあり忙しいものですが、少しは気を緩めて今を楽しむことに気を向ければ子育てを楽しいものにできます。
あなたは子育てを十分にがんばっています。便利なものや頼れるものにはどんどん頼りましょう。
そして子供と今この瞬間を生きて子育てを楽しみましょう。
【その手があった!】子育てが楽しいと思える毎日のためにのまとめ
以上、【その手があった!】子育てが楽しいと思える毎日のために についてまとめると、
- 子育ては楽しいものにするのはママ(パパ)の気持ち次第
- 当たり前を捨てる
- 子育てでなく協力する
- 人間は不完全なもの
- できない理由ではなくどうすれば出来るかだけを考える
- 他と比較せず過去の自分と比較する
- 今を生きる
これらの考えを心の片隅に置いておき実践すれば、ママ(パパ)が子育てを楽しめるようになるでしょう。
初めは難しく感じてもメモに書き出し見えるところに貼っておくことで少しずつ思い出しながら実践できるようになります。
ママ(パパ)に余裕ができ、笑顔でいることで子供の成長にとってもプラスになるでしょう。
そして最後に、子供も勿論そうですが、ママ(パパ)も完璧でなくていいんです。
本日は以上です。
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